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真・映画日記『地上5センチの恋心』2回目
JUGEMテーマ:映画




3月21日(金)◆751日目◆

終業後、何を見るかで少し迷う。
チケットがある『コントロール』は夜8時の回があるけど…微妙に帰りが遅くなるんだよねえ。
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の先行上映はレイトだし。
あ、せっかくだから『地上5センチの恋心』をもう一度見よう。
このミニシアターの女性映画に絶賛する価値が本当にあるのか?
もう一回見てみよう。
レディースデーだからいくらか客が多いはずだし。

するとどうだろう?
な、な、な、なんと、満員である!!
えっ!2日前はガラガラだったのに…。
しかも9割、いや98%女性である。
男性はボクを含めて5人くらいでは?

2回目の鑑賞の前に前回買ったパンフレットを見てみた。
あ、音楽担当はニコラ・ビオヴァーニだったのかあ。
彼はタヴァーニ兄弟、ナンニ・モレッティ、さらには晩年のフェリーニ作品の音楽を担当した映画音楽のマエストロだ。
もう少し有名なところではロベルト・ベニーニの『ライフ・イズ・ビューティフル』か。
たしかにこの作品は『ライフ・イズ・ビューティフル』みたいにメインテーマがやたらとかかる。
それも口ずさみやすいメロディなんだよね。

この作品はミニシアターの小作品のようでいて、実は奥行き深さがある作品だった。

メインのオデットとバルタザールのキャラがしっかりしていることは前回の日記でも書いたけど、
改めて見てもやっぱり凄いんだよねえ。
ポイントだけ書くと
バルタザールがオデットにキスを迫るシーンかな。
あれで攻守が逆転するんだよね。
それまでバルタザールはオデットのことを教養がない女としてさげずんで見ていたのに、
「恋」というステージになるとオデットの固いガードを破れないんだは。
ここの女性の心理と男性の心理を見事に描いている。

前回の日記でも色彩の良さと小道具の巧さについて触れたが、もう少し詳しく書きます。

この映画の色彩はピンク、紫、オレンジ、黄緑(ライトグリーン)、水色(ライトブルー)、茶色、黄色とこうした淡い色を多様している。
これはオデットの半径1メートルの世界の色彩とも言える。
逆にバルタザールには暗い色の服ばかり着せている。
こうした色彩のコンセプトがわかりやすい。

オデットが集めた小さな人形や夕焼けの壁紙なども見かけだけでなく、ミーハーの象徴として上手く活用している。

また、異国の文化をいろいろ取り入れている点も興味深い。
もともと舞台はベルギーなのでベルギー人のオデットにとってはフランス人のバルタザールは異国の人であるはず。
それとオデットが好きな歌手ジョセフィン・ベイカーもフランスで活躍したアメリカの黒人女性シンガー。
この辺りはオデットの、というより監督エリック=エマニュエル・シュミットの傾向とも見える。
そうでなきゃ壁にでっかい日本の扇子を飾ったり、
テレビで日本映画(『羅生門』か『雨月物語』)を見るシーンとかわざといれたりしない。


カメラワークで興味深いのは足元をわざと映すカットが多いこと。
単純に舞台劇ではできない映画ならではの見せ方を映しただけかもしれないが独特である。

脇役の中で面白いのがアパートの管理人(住人)のイエスさん。彼が川の水の上を歩いたり、木材を抱える(十字架を抱えるたキリストみたい)ところなど、
遊びで見せているところがまたいい。
ちなみにイエスさん役は芸術監督担当の人が演じている。


またまた長くなったが、
やっぱり10点以上だせる傑作である。

なんにせよ、ボクはこの作品に出会えて幸せである。

| じょ〜い小川 | 真・映画日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
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