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真・映画日記『胡同の理髪師』
JUGEMテーマ:映画




3月12日(火)◆742日目◆

午後5時半に終業後、地下鉄三田線で神保町へ。
出口A6と直結しているビルの10階にある「岩波ホール」に到着。
前から6列目の左通路側の席を確保して、ロビーにあるチラシを見る。
すると「イタリア映画祭2008」のチラシを見つける。
今年は新作11本とリバイバル上映で1本。
個人的に注目は
『木靴の樹』のエルマンノ・オルミの『百本の釘』と
名匠タヴィアーニ兄弟の『ひばり農園』かな。
今回は気合いを入れて見たいので、パスポートを購入する予定だ。

自分の席につき、場内を見る。5、60人はいたか?「岩波ホール」にしては入っている。


日曜日に見た『黒い土の少女』を絶賛したばかりだが、
またまた2008年のナンバー1候補がひとつ増えた。
『長江哀歌』に勝るとも劣らない素晴らしい中国映画である。

北京の下町・胡同(フートン)に住む93歳の理髪師・チンさんの日常の風景を描いた作品。
古い家で客の散髪をするだけでなく、昔なじみの客の家を三輪自転車で周り、出張散髪もする。
いつも5分遅れる時計を直したり、
もつ鍋屋で食事をしたり、
近所の老人たちと麻雀を興じたり、
こういった日々の様子を丁寧に映している。

こういった中で、
きたる2008年の北京オリンピックで昔の家が次々と壊されたり、
チンさんの友人(老人)がひとり、またひとり亡くなる。
自転車から車社会。
狭い石の城壁や住宅から都会のモダンなコンクリートのビルやマンション。
徐々に新しく変わりつつある中国の中で、
壊れかけたぼんぼん時計や煙突式の石油ストーブに囲まれて、ハサミと剃刀とバリカン(電気ではない)で客の髪を整える。
この姿が実に美しく、また客も至福の表情で輝いて見える。
淡々とした日々を送りながら、近く訪れるであろう「死」を意識するチンさん。
そのために遺影や人民服を用意したり、友人の孫に肖像画を頼んだり、さらには自分で葬儀屋に問い合わせたりと、
ひとつひとつの行動に自虐的なユーモアがあり面白い。

また胡同や天安門周辺や北京の都会や
チンさんの家の中など
あらゆる風景描写がとても美しい。
色彩よりも日の光や、陰(影)、室内照明などのナチュラルな光・影の使い方が上手い。


点数は10点満点!
まさしく「電影」の極み、である。
ホウ・シャオシェンやツァイ・ミンリャンの作品が好きな人にオススメである。


(追記)

麻雀のシーンの脇でいつもテレビがついているが、
その1シーンで『ゴッドファーザー』が使われている。
しかも序盤の結婚のシーンが流れた後に葬式のシーンをつなげている。
なんともシュールなシーンだ。
この時に聞こえる「カーン、カーン」という鐘の音がラストで使われている。

たしかにチンさんの子供や周りの友人の家族も出るし、
見ようによってはチンさんは「胡同のゴッドファーザー」である。

『ゴッドファーザー』と『胡同の理髪師』。
まったく違うようでつなげて見ると面白い。

| じょ〜い小川 | 真・映画日記 | comments(0) | trackbacks(4) |
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*胡同の理髪師
☆☆★★★ ひたすら淡々と時間だけが流れていきます。 つまらないとは言わないけれど、面白いと言うには私の年齢が足りません。 精神的に大人だとか子供だとか、そういう問題ではなくて、 これを面白いと認識するには、単純に、重ねた年齢が私には少な過ぎます。
| films addicted | 2008/03/19 11:25 PM |
胡同の理髪師
公式サイト。原タイトル「剃頭匠」、英語タイトル「The Old Barber」。ハスチョロー監督、チン・クイ。現存するチン・クイ氏がそのまんま主演。その他の俳優もほとんどは素人という。以前観たイラン映画でも素人ばかり使った映画があったが、地がそのまんま活かせるので
| 佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン | 2008/03/26 9:15 AM |
【2008-76】胡同(フートン)の理髪師(THE OLD BARBER 原題:剃頭匠)
人気ブログランキングの順位は? 93歳の現役理髪師 チンお爺さん こつこつ働き続けて 81年 人生を豊かに生きるとは── その答えをチンお爺さんは教えてくれる 人生、日々是好日
| ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! | 2008/04/03 9:44 PM |
胡同の理髪師 73点(100点満点中)
フートンがふっとんだ 公式サイト オリンピックに向けて急開発が進む北京の路地(=胡同)に住む、93歳の現役出張理髪師、チン老人の姿を通じ、時代や社会、人生を描いた中国映画。実在するチン老人自身に本人役を演じさせている事が、大きな特徴と言える。 老人
| (´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ) | 2008/04/19 8:34 PM |