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真・映画日記(4)『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』
JUGEMテーマ:映画




(3から)

一旦、劇場の入口付近まで行き『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』を見るために並ぶ。
ホントはこれが一番のお目当てなんだよね。

開場後、中通路側の席をゲット。

日曜でも60人くらいか。
ホウ・シャオシェン、マニアックすぎて人気ないなあ。


これぞ芸術映画!
世界のホウ・シャオシェンの映画だ!!
『赤い風船』を見た時に、
「この映画のオマージュは無理だろ…」と思ったが、
HHH(←ホウ・シャオシェンの頭文字)ワールドを存分に見せている中で、
『赤い風船』のオマージュを見事にやっている。

主人公の母親役にジュリエット・ビノシュを起用。

舞台はパリのバスティーユ地区周辺。
主人公の少年シモンはバスティーユ駅前で赤い風船を見つけるが、
高い木にとまって取れずに諦めメトロに乗る。
すると、風船が彼に寄り添うように追いかけてきた。
一方その頃、シモン&スザンヌ(ジュリエット・ビノシュ)が住むアパルトマンにシモンの新しいベビーシッターになる中国人留学生ソンがやって来た。
スザンヌはソンにシモンの迎えや彼が好きなパン屋などを教え、
自分は人形劇の仕事で忙しい身に・・・。

…あらすじをだらだら書きそうなのでポイントを書くと、

・中国人ベビーシッターのソンとシモンの交流
・スザンヌの人形劇の仕事
・家賃を滞納する階下の住人マルクと別れた夫にいらつくスザンヌ
・シモンと姉ルイーズ(父と住んでいる)の交流
…とこれらを見ることになり、
ところどころで赤い風船が思い出したかのように出てくる。

要はパリの母子家庭に中国人ベビーシッターがやって来る日常を描いている。

『珈琲時光』や『百年恋歌』もそうだけど、
この日常をドキュメンタリーと劇映画のギリギリのところで表現し、
その時代のその場所の空間を芸術的に再現している。
そのために他のどの映画よりも気をつかっているのが、
光の入れ方、色彩センス、キャメラの構図である。

自然光だけでなく、室内にある電灯もうまく使い、
明るすぎず、暗くならないようにスザンヌ母子の日常を見せる。

ただ部屋を明るくするのでなく、
カーテンを微妙に閉めたり、
小さい電灯を使ったり、
ドアを開けて外の光を入れたり……。


もちろん、ドラマもあるけど、
とにかく映画としての空間を堪能してしまうなあ。

映像だけではなく、
各キャラ同士の超ナチュラルな会話もいい。

これもホウ・シャオシェンの手法で、
シチュエーションだけ決めて、
会話は俳優に自由にやらせているのだ。
アドリブとも違って、各俳優がセリフを考えているのだ。
中でも母親役のジュリエット・ビノシュの母親として階下の部屋のオーナーとしてのナチュラルさがいい。
ソンとシモンの散歩のシーンにしろ、
シモンとルイーズが遊ぶシーンにしろナチュラルでいい。

『赤い風船』も風船だけでなく、
映画好きのソンが『赤い風船』を語ったり、
ロケ地を歩いたり、
建物に描かれている赤い風船の絵を見せたり、
いろいろな形で見せる。

考えて見ればソンがシモンの側を歩くポジションも『赤い風船』の風船のポジションに近いし……。


点数は10点満点!


『赤い風船』をダシにして作ったHHHワールド。
『巴里時光』とでも言おうか(笑)。

どんな国、時代でも自分のスタイルが見せられるホウ・シャオシェン、あっぱれである。


追記

ホウ・シャオシェンの作品未見の人には取っ付きにくいかも。
先に『悲常城市』や『戯夢人生』、『百年恋歌』を見て、
HHHワールドを掴んでから見るといい。

かく言うボクもなれない頃は7点とかとんでもない点数をつけてたし。

| じょ〜い小川 | 真・映画日記 | comments(0) | trackbacks(3) |
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『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』、パリの光
21世紀に多少なりとも映画に興味を持ちつつ生きていながら、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の作品を観ることがないというのは、一つの不幸だと思います。 いや、逆の表現が正しいでしょうか。 侯孝賢監督の作品を観るということは、一つの幸福を手に入れることだ
| weekly? ぱんだnoきぐるみ | 2008/08/05 8:34 AM |
Le Voyage du Ballon Rouge 『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』
あの赤い風船はずっと旅をし続ける。 何てことはないささやかな日常を物語りながら、普遍的なテーマが心に沁み入り、その芸術性が眩く輝いて。 パリの映画学校に通う留学生のソンは、人形劇の仕事をするスザンヌに雇われて、7歳の息子シモンのベビーシッターをつと
| かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY | 2008/08/17 12:51 AM |
ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン
1956年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したアルベール・ラモリス監督監督の不朽の名作『赤い風船』をオマージュした作品です。オリジナル作品も版権問題解決したとかで銀座のほうの劇場で公開されてます。出来ればそっちも観に行きたいんですけどねェ。 出
| カノンな日々 | 2008/08/21 9:48 PM |